約束の瞬間
すでに3日が経過しましたがまだふわふわとした感覚で僕はいます。
2016年10月23日。その日が訪れました…。
牧野真莉愛初単独凱旋公演。
モーニング娘。にとって名古屋で公演することはけして珍しい事ではなくて事実、結成以来名古屋を訪れない年は恐らくなかったはず。
コンサートツアーをはじめてからもツアー会場に名古屋が選ばれないことはまずありえません。
結成以来の不思議と言われた愛知県出身メンバーの不在は鈴木香音の加入から5年凱旋公演はつつがなく行われてきました。
しかし…
鈴木香音卒業後、牧野真莉愛にとって一人で迎える愛知県での公演ははじめてです。
鈴木香音卒業発表後、僕ごときが何を心配してもはじまらないと思いつつも、まりあ様が喜んでくれるような温かいムードの中でアンコールを迎えたい。
ただただ、その一心でこの半年余を過ごして参りました。
もったいぶる気はさらさらありませんが、僕のあの日の気持ちをトレースするような素晴らしいエントリーを見つけましたのでよろしかったらご覧ください。
結局のところ、まりあ様に惹かれるということに早いも遅いもないんですよね。牧野真莉愛という存在を知れた悦びの尊さが圧縮されたような公演だったと思います。
僕のうざったい文章などよりはるかに洗練されたこのエントリーをご覧いただければ幸い。
残念ながらろじこさんとこの日お会いできずに残念でしたが、いつかこのような美しい文章を書く方とお目にかかりたいと思っております。
僕のような凡人にNEWSの素晴らしさをわからせるような名文をお書きになる方です。
しかし仮にもまりあ様の初凱旋なので自分の言葉で書きたいテキストがあります。
僕のスタイルを許容いただける方はもしお読みいただければ幸いです。
以前にも一度触れていますけれども。
メンバーにとっての凱旋公演はとても晴れがましいものです。
地元の友人知人親族なども鑑賞に来ますし、一般的に地元にファンが多いメンバーが多数です。当たり前ですが同郷のメンバーにシンパシーを感じるのは人の性でもあります。
そんな中で同郷に複数メンバーがいる場合…
当たり前ですが複数のコールをすることになります。
かつての福岡であれば「れいな・えりな」コールがあったように。
このあたりについてどうすべきかの指針を示したのが鈴木香音さんのブログでした。
まりあちゃんが加入して初の凱旋公演めちゃくちゃ楽しみですコールの方は…2人の名前を交互に言っていただけると、まりあもかのんもとっても嬉しいです笑笑笑ライトピンク、緑、交互に振っていただけると、もーーーっと嬉しいです笑笑
この発言をもとに二人への凱旋コールはくりひろげられました。
そして鈴木香音卒業前のホールラスト公演。
前日に牧野真莉愛はブログに一つの言葉を残します。
明日は春ツアー豊橋公演です最後のホールコンサート&最後の鈴木さん地元公演緑いっぱいのステキなコンサートになるといいな
マリアちゃんが加入した時に、「同じ出身地だから二人で凱旋できるの嬉しい!」って暖かく迎えた香音ちゃん。今日のダブアンでは「これからはライトピンク一色になるんだよ?その景色も見てほしい!」って泣いてるマリアちゃんを優しく諭すんだよ。
— Luna (@nyalicexx) 2016年5月8日
もう、ほんと香音ちゃんっていい子すぎるくらいだよ
牧野真莉愛は「できるかなぁ?」という言葉を残したと聞いております。
当然のことですが、誰が何を言おうが…
俺がやる
そう思いました。
武道館が終わってから4ヶ月ほど経過し、この夏を牧野真莉愛は駆け抜けます。
・舞台「続11人いる」での活躍
・出たテレビ番組すべてで映像に抜かれセンターポジションに顔を出す
2015年がまるで何年も前の出来事だったかのようにこの夏の牧野真莉愛は勢いがありました。
しかし、そんなことは序の口でした。
9月24日。
ツアー初日の座間公演にてアンコール明け。
新シングル「そうじゃない」を披露。
名古屋に全ての照準をあわせていた僕は、その報に我を失い、
チケットをアレして、翌日の夜公演に入りました。
http://makinomaria.hateblo.jp/entries/2016/09/28
当たり前ですが名古屋のコールに一つのイメージが浮かびました。
ライトピンクのサイリウムが振られ、一瞬の静寂。メンバーが揃い牧野真莉愛が歌いだす。
どんな映画監督でも描けないんじゃないかと言うくらい美しい映像美。
…なのですが!
台湾公演を挟み、MV披露イベントで表題曲が決まった「セクシーキャットの演説」が前日の大阪からセトリ入りするという報。
ああ、名古屋まではなんとかしてアンコール明けを今のままに!と願っておりました。
幸いにも「セクシーキャットの演説」は現時点では前半の要たる位置に入りました。
完全にスイッチ入りましたね。
そうやって名古屋に向かいました。
昼公演本編ラストが終わり、会場にはとまどいが感じられました。
かなり早いタイミングから
まーりーあー
とコールが入りましたが、そこでの違和感はモーニング娘。のファンであれば当たり前に察知できるレベル。
今回は凱旋公演の告知もなかったため、違和感はあって当然です。
そして人生でもっとも声を張り上げました。
一つの声は微弱でも、少しずつその声は浸透していきます。
そして多くの牧野ヲタ以外のファンの方々は事情を把握してくれました。
もう、鈴木香音はいないんだ、という事実に。
そこからコールはどんどん上がっていきます。
これ以上ないほど「まりあ」コールを続けた時間はとても長く感じましたが、あるいは短かったのかもしれません。
ふと後ろを見る*1と…
そこには薄桃色の花が咲く光景がありました。
図体でかいですがポエマーな我が友トロンベはこう評してくれました。
でもうまく出来てるなぁと思ったのは、香音ちゃんが種をまいて芽を出した草木の風景(緑の風景)に、真莉愛ちゃんって言う花が咲き始めて(緑とライトピンクの風景)、そしてその花が満開になった(一面のライトピンク)ように見えて、これも一つの継承の儀式だったと思ったり思わなかったり。
— トロンベは巨大なインコ (@DGGXAM2Trombe) 2016年10月24日
あの光景を見るために今を生きているとつくづく思わされた瞬間です。
そして静寂、さらにメンバーが登場
牧野真莉愛が歌いだしました…
この世にこんな幸せなことがあっていいのかと思える瞬間でした。
そんな昼公演が終わり、夜公演は周辺に知り合いだらけでめっちゃ楽しいムードを満喫しましたが…
最後のMY VISIONを語る場面、この回は地元の牧野真莉愛。
牧野真莉愛のMY VISION
— プーパパ真莉愛会🐰ざまりんと一緒 (@0722_satoshi) 2016年10月23日
「小さい頃からの知り合いに真莉愛はどうなるの?と聞かれたんだけど、今はモーニング娘。の事しか考えてていない、モーニング娘。の牧野真莉愛として更に成長して行きたい」
真莉愛ちゃんの決意に答えれるように、ファンとしても成長して行きたいと思います。
彼女が続けたいと願うだけモーニング娘。でいて貰えるようファンとして精進しようとあらためて思った一日でした。
また来春!
*1:10列下手にいました