まりあ様をみてる

モーニング娘。'22の牧野真莉愛さんを眺めるブログ。

11人いた

そんなわけで超簡易更新ですが、昨日「続11人いる 東の地平 西の永遠 EAST」を観劇して参りました。
兎に角言えることは、牧野真莉愛のファンを名乗るのであれば、この舞台は、EASTかWESTいずれかを必ず見ることをお勧めします。
EAST編しか見ていないのに偉そうに
その理由について簡潔に3つにまとめたいて思います。
相沢某さんよりはごくごく普通な文体なので、良かったら読んでやって下さい。


  1. 美の化身 牧野真莉愛が美しすぎて目が離せない
今回EAST編ではオナ役を演じるまりあ様でありますが、WEST編では同じ役をリーダー譜久村聖さんが演じます。二人のMUSEがそれぞれに演じるオナ役は当然違いがあることでしょう。少なくともまりあ様は、譜久村さんのオナ役を大人っぽい女性として意識していることがブログやラジオで感じ取れます。
しかしながら、そんな譜久村さんを向こうに回して演じるまりあ様のオナ役はあまりにも美しいです。
序盤のシーンの儚げな美しさもさることながら後半のシーンでの気高さも併せ持つまりあ様の演技を、舞台観劇に煩い人をしてオフィーリアのよう、とまで言わせしめております。
シェイクスピア劇に置ける美の象徴に値する美しさを携えた牧野真莉愛という美を見ないのはあまりにももったいなさすぎると断言しましょう。



    2 女優 牧野真莉愛開眼への先行投資

今回の公演で印象的なこととして、まりあ様の配役の位置が高いことがあげられます。あくまでも張り出し順のため、その名前の位置と配役の軽重は一致するとは限りませんが、今回の舞台化に際して前作にあたる(当然舞台とは関連していませんが)原作「11人いる」からの配役4人を主戦級と考えると5番手と6番手の配役を貰っているのはまりあ様だけです。
WEST編は見ていませんが、台本は全く一緒(細かい台詞回しなどでは差がでます)なので、WEST編でまりあ様が演じるチュチュ役を拝見しましたが、こちらでの出番もスワスワ(昨年のトライアングル配役)よりは多い。
演劇は当たり前ですが、心が入ってなければ演技になりませんし、それはイコールオーディエンスの前で演じることとなります。
かつて、劇が始まる前に嘲笑された「リボンの騎士ザ・ミュージカル」での石川梨華さんのフランツ王子役。みっちりと稽古したせいもありますが、歌唱では歯が立たない安倍なつみさんや松浦亜弥さんのフランツ王子役を凌駕しました。そういう意欲的な配役というのは舞台に芯が通ります。言わば抜擢枠ではありますが、モーニング娘。というよりはハロプロの未来と呼ばれるまりあ様への、つまりは未来への先行投資でもあります。


    3.公演毎に成長する牧野真莉愛の歌声の深化を見守る

2015年春ツアー。12期メンバーの歌唱評価は低かったです。その評価は扱いにも如実に現れていました。
あれから1年強。3度目のツアーも終わりましたが、歌唱面では、譜久村さん、小田さくらさんや佐藤優樹さんがどうしても偏重される印象は拭えません。
そんな中での本作での抜擢は文字通り歌唱との戦いとも言えるかもしれません。
本人も認める歌唱への自信のなさですが、ステージに立つまりあ様は、歌唱への不安など微塵も見せません。むしろ、あの瞬間歌の神様が降りようとしてきているとすら思えるなです。
ところどころ不安定なところはありますが、とにかく感情を歌に込めていることが、不安定さなど消し去ります。勿論推しの贔屓目ですから、まりあ様の歌に否定的な意見にも傾聴せねばなりませんが、我々ファンたるもの、一公演一公演毎に歌唱が成長するまりあ様の今を見ずして、ファンを名乗るのは烏滸がましいとすら思えます。


どうでしょうか?
少しは見てみたくなったでしょうか?
ライブと違い明確に推しが出ない時間帯があり、それは短くないのですが、たった数分の出番がその後の歌唱にまで影響するのがハロプロの演劇の楽しみかもしれません。
本人も気合い入れてやっていますので、時間やお金が解決するならば、是非見てあげて欲しいです。